奥能登のお斎(おとき)と和尚のお話


by buddhytourism
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 疲れていて眠かったのですが、やはり布教実演が心配で、25日午前零時半には目が覚めてしまいました。眠ろうと思っても眠る事が出来ず、、、

b0195519_4505734.jpg 仕方なく、ホテルの部屋の中で、布教実演の練習を始めました。いくら個室とはいえ、夜中に声を出せば他の方に迷惑をかけます。声を出さず、ストップウオッチ片手に練習しました。夜が明け、字が読めるぐらい明るくなってからは、ホテル前の足湯につかりながら、練習。

 午前8時過ぎには、会場となる七尾市山の寺寺院群宝幢寺さんへ。ご本尊に挨拶をし、布教実演場所の確認。ゲッ!メチャクチャ高座が高いやんけっ!お説教の始まりと終わりには、決まった作法があります。手や足の動作まで、全て決められているんです。高座が高いと、登るのが大変なんですよね。

b0195519_4514726.jpg 午前9時より、勤行が始まり、その後、新潟、富山、石川、福井の順に布教実演が行われました。わたくしは3番目。もう、ドキドキでした。

 わたくしのお説教は、「大学の講義を聴いているみたい」とよく言われます。仏教教義、浄土宗教義を伝えたいと思うあまり、どうしても説明中心になってしまいます。しかし、これでは、特にお年寄りの方が眠ってしまいます。今回は、それを肌で感じました。もっと、比喩話、因縁話を入れなければと実感しました。

 何とか、大きなポカも無くと言いたいところですが、最後に大きなポカをしてわたくしのお説教が終わりました。終われば、なんと、お布施を頂きました!いや、ビックリいたしました。お勉強させてもらったのにお布施?しかも、30分でこんなにも。

 いろいろな事に手を出し過ぎ、しかも、昨年からドタバタ忙しくなり、全ての事が中途半端になっていました。布教の勉強はこれからも続けていくつもりでしたが、この布教実演で一応の区切りをつけ、中途半端になっている事に少しずつ取り組んでいこうかと思っていたのですが、、、

 わたくしのお説教が終わってから、富山県のとある御住職がやってきて「あなたのお説教が気に入りました。是非、うちのお寺でお説教をしてください」と、、、エッ?何?それ! スター誕生に応募した素人が、一週目でいきなりレコード会社からオファーを頂き、CDデビューするようなものです。

 ビックリするやら、嬉しいやら、わたくしで良いのかな?と言う気持ちが入り混じり、、、まだまだ、一生懸命布教の勉強をしなあかんのやで、と阿弥陀様が仰っているようです。
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# by buddhytourism | 2011-05-27 04:53 | 浄土宗
 5月24日、和倉温泉あえの風で「浄土宗布教師会北陸支部研修会」が開催されました。お坊さんは、皆、仏法を伝える布教師です。その布教の為の勉強会です。初日は午後から講師の先生の布教実演と講義がありました。

 実は、この研修会で、一席30分の布教実演をしなければならなかったのです。北陸4県から各1名布教実演をすることになっており、わたくしは石川教区の代表?でした。ところが、原稿が出来上がったのが当日の夜明け前。イヤァ~、これほど苦しんだ事はありませんでした。まさに、生みの苦しみ。

 会場準備もあり、午前10時にあえの風集合でしたが、寝てしまえば起きられそうにありません。そのまま車を走らせ、和倉温泉へ。途中居眠り運転をしそうでした。いや、しておりました、、、(^^;;;

b0195519_4443328.jpg 午前7時に到着し、すぐに和倉温泉の総湯に入りました。今年4月にリニューアルオープンしたそうで、お風呂も建物も新しく、気持ちよかったです♪お風呂の中に、飲料用という温泉の源泉が、一口飲んだら、ゲッ!何これ!メチャクチャ苦いやん!皆さん、飲まれない方が良いですよ。

b0195519_4451396.jpg 会場準備を終え、参加者をお出迎えし、講師の先生の布教実演が始まれば、コックリ、コックリ、、、連日の徹夜に疲れもピークでした。ありがたいお説教に、極楽浄土をさまようかの心地好さ。非常に興味深い講義でしたが、半分は夢うつつ、、、講師の先生、申し訳ございませんでした。

b0195519_4454469.jpg 午後6時から懇親会。さすがはあえの風ですね。素晴らしい料理が並び、その上、従業員の方の対応は素晴らしいものです。

 翌日に布教実演を控え、あえの風にそのまま泊まれば、絶対呑みに連れ出され、眠る事は出来ないと思い、他に宿をとっておりました。二次会にも参加せず、すぐに宿舎に戻り、午後8時半には床に就きました。
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# by buddhytourism | 2011-05-27 04:49 | 浄土宗
 奥能登の話題ではないのですが、、、5月15日は金沢で会議がありました。会場となったお寺さんの隣が、神明宮でした。先日京都の今宮神社であぶり餅を頂いてきたのですが、こちらの新明宮でも17日まであぶり餅祭が行われているというので、ちょっと覗いてきました。

a0072808_3322981.jpg まずは本殿にお参りしてから、あぶり餅を買う行列に並びました。あぶり餅には、食べて身体の災難除け、家に飾って身代わり家守(いえまもり)の2種類があるそうです。食べる方は一本140円。飾る方は一本400円。プラス、お茶とあぶり餅一本がお接待として付きました。

a0072808_333990.jpg 京都のあぶり餅は、串の先に一口分お餅が付いているだけですが、こちらは薄く四角いお餅が五つも付いていました。あぶり餅5本を買い、お接待分が1本。合計6本も食べたら、結構お腹が一杯になりました。タレは生姜の利いた甘い味噌味。タレの事を聞いたのですが、「秘伝の味です」ですって。

 17日までやっているそうです。災難除けに如何ですか?
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# by buddhytourism | 2011-05-15 19:28 | 神道
 例年5月8日は能登町藤波の薬師堂で、薬師如来坐像(石像)の御開帳が行なわれます。今年は日曜日にあたり、しかもお天気が良かったので、30名前後の善男子善女人が集まりました。と言っても、男性はわたくしとお参りのおばあちゃんが連れてきたお孫さんだけでしたが。

a0072808_20304554.jpg 薬師堂へは結構な坂道を登っていかなくてはなりません。足や膝を悪くしているお年寄りには、大変な労力になります。わたくしでも、登ってすぐにお経を唱えようものなら、途中で息が切れてしまいます。世話役の方たちは、それを何度も登って準備されました。ありがたいですね。

a0072808_20313498.jpg 昔は、お勤めが終わってから、皆さんでお斎(おとき:精進料理)を頂いたそうですが、今はやっておりません。高齢化で、お斎を作るのも大変になってきたからです。お勤めが終わってからは、皆さんでお供物の甘茶、赤飯、お菓子などを分けて談笑されております。

 こういった地域の方がお守りしている祭事、いつまでも続いて欲しいですね。


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# by buddhytourism | 2011-05-08 19:23 | 浄土宗
 浮世の喧騒から懸け離れた奥能登では、例年と変わりなく彼岸の中日を迎えました、、、と言いたいところですが、とうとうスーパーの棚からトイレットペーパーが消えておりました。入荷量が少なくなっているところに、地元の方が都会に住む親族の元へ送っているようです。まぁ、しばらくすれば、この様な事も治まってくると思いますが、、、

 また、例年と変わった点といえば、お彼岸の法要で、東北地方太平洋沖地震でお亡くなりになった方々のご供養も勤めたという点でしょうか。今年は、全国のお寺で、ご供養されているようです。

 さて、宇出津天徳寺での法要といえばお斎(おとき:精進料理)です。今年も美味しく頂きました。

a0072808_23452033.jpg 左上から、煮豆、大根とニンジンのナマス、フキ・糸こんにゃく・レンコンとニンジンの煮物、豆腐・ニンジン・大根の煮物、クズキリ、白いご飯、豆腐とナメコと味噌汁、そしてお漬物です。

 寺役のご婦人方が作るお斎に、今年も癒されました。
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# by buddhytourism | 2011-04-21 19:20 | 浄土宗
 東日本の大震災、原発事故。東京、大阪で起こっている買占め、、、こちらでは、日々の暮らしが、いつもと変わりなく、淡々と行なわれています。3月17日は、能登町藤波海蔵院末観音堂で、観音様の御開帳が執り行われました。朝から断続的に雪の降り続く寒い日でした。

a0072808_4401570.jpg 御開帳の法要が終わると、皆さんでお斎(おとき:精進料理)を頂きます。地域のご婦人方が作るお斎、本当に美味しいですね。毎回残念で堪らないのが、皆さんと一緒に頂く事のできない、般若湯、、、車ですので仕方ないです。

a0072808_4403696.jpg また、今回は、大変珍しいお漬物を頂きました。キュウリの奈良漬け、大根の漬物二種、それに、なんとアカタケのお漬物です。色が抜け、白っぽくなっていますが、歯応えも、お味も、大変美味しゅうございました♪地元の方でも、初めて頂いた方が多かったようです。

 何事もなく時が過ぎて往く事に、幸せを感じております。


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# by buddhytourism | 2011-03-18 19:14 | 浄土宗
 例年3月15日は、早朝より、宇出津天徳寺で涅槃会の法要が執り行われます。法要が終われば、皆さんお待ちかねの涅槃団子まきが始まります。

a0072808_011845.jpg 昔は、3月15日に宇出津地区のお寺さんで涅槃団子がまかれていたそうです。ですから、朝から順番にお寺を回り、涅槃団子を集めたとか、、、しかし、今では天徳寺だけになったようです。他のお寺さんは、日曜日やお彼岸にまいているようです。

 涅槃団子まき、奥能登の春を呼ぶ風物詩です。
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# by buddhytourism | 2011-03-16 19:10 | 浄土宗
 3月6日午前10時半より、能登町藤波の海蔵院にて、涅槃会(ねはんえ)の法要が執り行われました。涅槃会とはお釈迦様が入滅された日に、その遺徳を偲ぶ法要です。とは言いましても、お釈迦様の亡くなられた年代も、日付も分かっていません。中国や日本では旧暦の2月15日とされております。

a0072808_237840.jpg お釈迦様の亡くなられた姿が描かれた涅槃図を掲げ、その前で法要を執り行うのですが、それよりも何よりも、皆さんの目的はこれ!涅槃団子です。お釈迦様の舎利(骨)を模して米粉を練って蒸したものです。きれいですね。

a0072808_2374443.jpg 皆さん、上着や風呂敷を広げて、まかれる涅槃団子を集めます。米粉でできていますから、軽く炙って、砂糖醤油をつけて食べると美味しいです。また、魔除けとして使われたり、山へ入る時ヘビ除けのお守りとしても使われます。

a0072808_2382926.jpg 涅槃団子まきが終われば、お斎(おとき)が振舞われます。おばあちゃま手作りの、お漬物、煮物、お赤飯、それに、般若湯が付きます♪残念ながら、車でしたので、般若湯を頂くことはできませんでしたが、美味しいお斎を沢山頂きました♪
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# by buddhytourism | 2011-03-06 19:09 | 浄土宗
 御忌会三日目のお斎(おとき)は「餅お講」とも呼ばれています。お正月に仏様に供えられたお餅で善哉(ぜんざい)が作られ、お斎と一緒に出されます。また、この日ばかりはお檀家さんだけでなく、ご近所の方も沢山お参りに来られます。

a0072808_1724412.jpg 25日が休日と重なりますと、本堂いっぱいにお参りの方が来られます。今年は金曜日でしたので、本堂の半分ほどが人で埋ったでしょうか?皆さん楽しそうに食べていらっしゃいますね。

a0072808_1725258.jpg 「餅お講」のお斎です。左上から、ヒジキ、ニンジンの酒粕和えとゴボウ・コンニャクの煮物、大根とニンジンのナマス、豆腐・ニンジン・シイタケの煮物、ワカメのお味噌汁、タクアン、お善哉です。

 参拝者のほとんどがおばあちゃまでしたが、皆さん、これに白いご飯をお代わりしておりました。凄い食欲ですね、、、(^^;;;

 さてさて、今年も宇出津天徳寺の御忌会が無事終了致しました。しかし、これから3月4月と大変忙しくなります。今のうちに、できる事だけでも済ませておかないと、、、
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# by buddhytourism | 2011-02-25 19:07 | 浄土宗
 穏やかな天候に恵まれた御忌会(ぎょきえ)二日目、しかし、本堂の中は寒かったです。午前中に法要を勤め、お昼にはお斎(おとき)が出されました。

a0072808_722352.jpg 左上から、タクアン、奥能登の精進料理の定番クズキリ、高野豆腐・ニンジン・シイタケの煮物、ニンジンの酒粕和えとコンニャク・ゴボウの煮物、白いご飯とシイタケ・豆腐のお吸い物、それにお豆の煮物が付きました。

a0072808_7224319.jpg 夜は、恒例となっている布教師さんとの会食です。ここでは、奥能登の海の幸がこれでもかと並びました。もちろん、麦般若?も♪おいしいものを頂くだけで、幸せになります♪
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# by buddhytourism | 2011-02-24 19:05 | 浄土宗